ご自身の歯磨きだけでは限界があります。
どんなに丁寧に磨く方でもご自身での家でのケアだけでは限界があり、磨き残しは必ずあります。自分ではなかなか落とせない頑固な歯の汚れや歯茎の内側に深く入り込んだ歯垢や歯石などの除去のためにもプロフェッショナルケアが重要で、定期的な健診が必要です。
定期健診はどれくらいの頻度で行ったらいいですか?お口の中の状態が悪い方は1ヶ月に一度、あとは状態に合わせて3〜6ヶ月に一度の検診をお勧めいたします。
歯ブラシはどんなものを使うのが良いですか?ヘッドが小さめで毛はふつう~柔らか目がおすすめです。
お口の大きさ、歯並びにより個人差はありますが、歯ブラシのヘッド(毛の出ている部分)がなるべく小さめで、毛先は山切りカットなど長さがバラバラなものよりもフラットな方がしっかりと磨けます。また、毛の硬さは歯肉炎などで歯肉が腫れている場合や出血しやすい方は、軟らかめの方がよいでしょう。
電動歯ブラシの方が良いですか?道具の違いよりも磨き方の方が重要です。
最近は超音波の振動で歯についた歯垢を除去できる、優れた商品が販売されています。普通の歯ブラシでも電動ブラシでも歯磨きの効果は磨き方により大きく変わります。歯磨きで一番重要なことは、道具よりも正しい磨き方で、しっかりと歯垢が落とせているかどうかです。まず正しいブラッシング方法を身につけましょう。磨き方に不安や疑問がある時はお気軽にご相談ください。
フッ素塗布が良いと言われていますが、それは何ですか?虫歯に対し歯質を強化します。
フッ素は虫歯に対抗する強い歯を作ることを助ける成分を含んでいます。歯に直接、適切な濃度のフッ素を塗布することで、市販のフッ素入りの歯磨剤よりも効率的に歯質を強化することが出来ます。特に、歯が生え始めの小児には必須の予防法です。